自費出版(自主出版) PR

Kindleで自費出版する際、費用はどれくらいかかるの?無料でできるかどうかも調べてみた

kindleの自費出版は無料
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

Amazon Kindleを使った自費出版は、従来の紙媒体による出版に比べてコストが抑えられることで注目されています。今回は、Kindleで自費出版する際にかかる費用について解説していきます。無料、あるいは格安で出版することができるのか、気になっている方は是非読み進めていただければと思います。

ズバリ、Kindleの自費出版は無料できる?

結論、Kindleを通じて無料で出版することは可能です。Kindleで自費出版する場合、AmazonのKindle ダイレクト・パブリッシング(KDP)を利用して行うことになりますが、KDPを通じた出版自体には初期費用がかかりません。つまり、電子書籍の登録や出版プロセス自体は無料で行うことが可能です。

ただし、より多くの読者に届けたい場合は、適切な投資を行うことも選択肢に入れて検討する必要があります。そこで、ここからはどのようなものに費用がかかるのかについて見ていきましょう。

  • 表紙デザインや挿絵作成費
  • 自分でデザインを作成することができない場合、表紙デザインや挿絵の作成をプロに依頼する必要があります。デザインの依頼費用は内容によって異なりますが、1万円から5万円程度が目安です。デザインはクオリティを左右するとても重要な要素なので、コストをかけるに値する要素と言えます。

  • 編集や校正費
  • プロの編集者や校正者に依頼する場合、目安として3万円から10万円の費用がかかります。特に内容が専門的である場合や誤字脱字を防ぎたい場合は、依頼を検討すると良いでしょう。

  • マーケティング費用
  • 出版後のプロモーション活動を強化するためにSNS広告やAmazon広告を利用する場合、それに対してコストがかかります。予算に応じて金額は変わってきますが、数万円から数十万円は見ておくと良いでしょう。

    これらの費用は、書籍のクオリティを向上させるための投資として考えられますが、必ずしも必須ではなく、自分で対応することで費用を抑えることも可能です。そのため、やりようによっては無料、もしくは格安で出版が実現できるということになります。

Kindleで出版する場合のロイヤリティについて調べてみた

KDPを利用してKindle本を出版すると、ロイヤリティを得ることができます。KDPではロイヤリティの選択肢が2つあり、35%または70%のいずれかから選択できます。

  • 70%ロイヤリティ
  • 書籍の販売価格を250円から1,250円の範囲に設定し、さらに特定の条件(Kindleストア独占販売など)を満たすことで適用されます。

  • 35%ロイヤリティ
  • 条件を満たさない場合でも適用され、全世界で販売する際に適用可能な柔軟なプランです。

    また、販売されるたびにデジタル配送費(1MBあたり約1円)が差し引かれる点にも注意が必要です。パーセントだけ見ると70%がお得ですが、販売価格に制限がある上、独占契約を強いられるなど条件があるため、よく考えて決定するようにしましょう。

    Kindleの自費出版は売れないって本当?

    「Kindleで自費出版しても売れない」といった話がネット上で散見されますが、実際のところはどうなんでしょうか。必ずしもすべての著者に当てはまるわけではありませんが、Kindleでの自費出版が成功するかどうかは、いくつかの要因に左右されると言えます。1つずつ解説していきましょう。

    1.認知度の問題

    Kindleは非常に多くの本が販売されているため、埋もれてしまう可能性が高いです。特に、著者が無名の場合、書籍を読者に知ってもらうまでの道のりが長く、SNSやブログを活用したプロモーション活動が必須と言えるでしょう。宣伝をしないと、十分な数の読者に届かず、売上が伸び悩むケースが多いのが実情です。

    2.書籍のクオリティ

    表紙デザインや編集、書籍の内容そのものが未熟だと、読者の目に留まっても購入されない可能性があります。書籍のクオリティが低いと、レビューや評価も悪化し、結果的に売上が伸びないことがあります。プロの編集やデザインを依頼することで、こうした問題を回避することができるでしょう。

    3.マーケティングの重要性

    Kindleで成功する著者は、積極的にマーケティングを行っています。先述したAmazon内での広告の活用や、SNSでのプロモーション、またレビューを集めるための活動などを通じて、読者との接点を増やすことが重要です。マーケティングを効果的に行わないと、作品の認知度が上がらず、売上が伸び悩む原因となります。

    4.長期的な視点が必要

    Kindleでの自費出版は短期的に大きな売上を期待するのは難しいかもしれません。しかし、継続して複数の作品を出版し、著者としてのブランドを構築していくことで、徐々にファン層を拡大し、売上を伸ばすことが可能です。書籍が売れるかどうかは、著者自身の努力と戦略次第で変わるのです。

    結論、「Kindleの自費出版が売れない」というのは、戦略やマーケティング不足が原因である場合が多く、適切なアプローチをすれば、成功する可能性も十分にあると言えます。

    Kindleの自費出版は安いけど、成功率は出版社の自費出版の方が高い

    Kindleでの自費出版は、費用がほぼ無料であることから多くの著者にとって魅力的な選択肢ですが、実際に成功するためには様々なハードルがあります。
    これに対して、出版社を通じた自費出版は費用がかかるものの、成功率がぐっと高くなります。以下では、その理由について解説していきます。

    1.プロのサポートが充実している

    出版社を通じた自費出版では、プロの編集者やデザイナー、校正者が著者をサポートします。これにより、書籍の質が高まり、読者にとって魅力的な内容に仕上げることが可能です。Kindleで自費出版する場合、自分で編集やデザインを行う必要があるため、高品質な仕上がりにならないことが多く、結果として失敗に終わってしまうことが多いです。

    2.書店での流通とプロモーション

    出版社は、自費出版された書籍を全国の書店に流通させる力を持っています。また、営業活動やプロモーション活動を通じて、書籍の認知度を高めることができます。Kindleでの出版では、書店に並ぶことはなく、Amazon内での販売に限られるため、一般読者への露出が大幅に制限されることになります。

    3.メディアへの露出機会

    出版社は、メディアへのコネクションを持っているため、ケースによっては自費出版された書籍を新聞、雑誌、テレビ、ラジオなどで取り上げてもらうことが可能です。これにより、書籍の宣伝効果が大きくなり、売上の向上につながります。Kindle出版では、自力でメディア露出を狙うのは難しく、SNSなどに頼ることが多くなります。

    4.書籍の信頼性が高い

    出版社を通じて出版された書籍は、一般読者から見て信頼性が高いと認識される傾向があります。出版社のブランドや編集者の存在が、書籍の品質を保証しているように見えるためです。一方、Kindleでの自費出版は誰でも簡単にできる分、信頼性や品質に疑問を持たれることが少なくありません。

    このように、Kindleの自費出版は無料、あるいは格安で出版できるという費用面では魅力的ですが、成功率や書籍の売れ行きを考えると、出版社を通じた自費出版の方がサポートやプロモーションの面で有利な点が多いと言えます。多くの人に見てもらえないと意味がないと考えている場合は、安いKindleの自費出版ではなく、ある程度費用をかけて出版社に自費出版を依頼することを検討してみると良いでしょう。

    まとめ

    Kindleで自費出版する際には、初期費用や登録費用はかからず、無料で出版することが可能です。しかし、表紙デザインや編集、マーケティング活動などに費用が発生する場合もあり、これらの投資を行うことで、より高品質な書籍を提供できる可能性が高まります。費用をかけずに出版することもできますが、作品の成功に向けた適切な準備を心がけることが重要です。
    また、どうせ費用をかける必要があるのであれば、最初から出版社経由での自費出版を検討することも視野に入れておくことをおすすめします。それぞれのメリット、デメリットを理解して、「今回の出版は大成功だな」と思えるような自費出版を目指しましょう!

    自費出版で失敗したくないなぁ・・・

    自費出版は出版社の選定で結果が大きく左右されます。自費出版を扱っている企業が多々ありますが、実績の多い出版社に依頼する方が、間違いのない自費出版になることでしょう。

    幻冬舎ルネッサンスは、これまで4,000タイトル以上の自費出版の刊行実績があります。
    「大手出版社の編集者と一緒に、最高の自費出版を実現したい!」という思いをお持ちの方は、幻冬舎ルネッサンスを第一候補に、まずは一度資料請求してみてはいかがでしょうか。

    幻冬舎ルネッサンス自費出版バナー