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amazonのプリントオンデマンド出版(印刷)は個人でも可能?費用やメリット、デメリットを解説

Amazonのプリントオンデマンド出版
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

Amazonの「プリントオンデマンド(POD)」は、個人でも簡単に利用できる出版サービスです。PODは、書籍が注文されるたびに印刷されるため、在庫を持つ必要がなく、コストを抑えながら格安で書籍を販売することができます。この記事では、個人がAmazonのPODを利用して出版できるかどうか、またかかる費用やPODのメリットとデメリットについて解説します。

Amazonのプリントオンデマンド出版は個人でも可能?

はじめに、Amazonのプリントオンデマンドを利用することで、個人でも簡単にプリントオンデマンド出版が可能です。電子書籍だけでなく、PODを選択することで紙の本として販売できるのが大きな特徴です。個人でも特別な出版スキルは不要で、Amazonのガイドに従って書籍のデータをアップロードし、設定するだけで、自分の本を世界中に販売することができます。

費用に関しては、本が注文されるたびに印刷・発送される仕組みとなっており、在庫を持たないため初期費用はゼロです。印刷コストや流通に関する心配がなく、著者は作品を自由に出版・販売できるため、手軽に出版することができます。

プリントオンデマンド出版の費用はどれくらい?

AmazonのPOD出版では、基本的に出版にかかる初期費用はありませんが、書籍が印刷されるたびに印刷コストが発生します。この印刷コストはページ数や書籍のサイズによって異なります。

  • モノクロ印刷
  • 1冊あたり約100〜200円程度(ページ数に応じて変動)

  • カラー印刷
  • 1冊あたり約300〜500円程度(ページ数や色数により変動)

販売価格を設定する際には、この印刷コストに加えてAmazonの手数料が引かれるため、利益を確保するためには、これらの費用を考慮した価格設定が必要です。しかし、印刷コストがかかるとはいえ、事前の費用負担がなく、売れた分だけ印刷される仕組みのため、リスクをかなり抑えて出版が実現できるのは魅力的なシステムと言えるでしょう。

プリントオンデマンド出版のメリット

POD出版のメリットはいくつかありますが、特に以下の点が大きな魅力です。先述した内容も含め、改めてまとめてみました。

  • 在庫リスクがない
  • 本が注文されるごとに印刷されるため、在庫を持たずに済みます。これにより、未販売の書籍が倉庫に残る心配がありません。

  • 初期費用がかからない
  • 出版自体には初期費用が発生しないため、コストをかけずに出版を始めることができます。販売価格に応じて印刷コストが差し引かれるだけなので、金銭的なリスクは小さいと言えます。

  • 世界中で販売可能
  • AmazonのPODサービスを利用すると、販売地域に関係なく、世界中の読者に書籍を届けることができます。Amazonのプラットフォームを通じて、全世界を対象とした書籍販売が容易に実現できます。

  • 柔軟な価格設定が可能
  • 著者が自由に販売価格を設定できるため、利益を調整することができます。プロモーション戦略に合わせて価格を変更することも可能です。

一言でまとめると、「低リスクでとにかく気軽に書籍を出版してみたい」というニーズに応えるサービスと言えそうです。金銭的なリスクをできる限り排除したい場合は、Amazonのプリントオンデマンドを選択肢に入れると良いでしょう。

プリントオンデマンド出版のデメリット

一方で、POD出版にはデメリットも存在します。以下の点に注意が必要です。

  • 印刷コストが高い
  • 小ロットで印刷されるため、従来のオフセット印刷に比べて1冊あたりの印刷コストが高くなる傾向があります。特にカラー印刷の場合は単価が高くなるため、販売価格に影響を与える可能性があります。

  • 書店での取り扱いが難しい
  • PODで出版された書籍は、基本的にAmazonでの販売がメインとなり、一般的な書店で取り扱われることが難しいです。書店での販売を希望する場合は、別途流通ルートを確保する必要があります。

  • プロモーションが必要
  • POD出版は簡単に行えますが、宣伝やプロモーションは著者自身が積極的に行わないと書籍が売れにくいです。特に、無名の著者にとっては認知度を上げるための努力が重要になります。

手軽に出版できるのは魅力的ですが、その分ライバルも多い上、書店への配本ができなかったり、プロモーションを行わないと最悪1つも売れないということが起こり得ます。つまり、ある程度販売数を伸ばしたい場合は、コストをかけて何かしらの対策を行う必要があると言うことになります。

それであれば、はじめから出版社経由で自費出版を行った方が実績を積むことができるため、Amazonのプリントオンデマンドではなく、出版社経由で自費出版を行う人も多いのが実情です。どれくらい力を入れて販売していきたいかをよく考え、出版手法を検討することをおすすめします。

AmazonのプリントオンデマンドはTシャツも制作可能?

Amazonのプリントオンデマンドサービスは、書籍に限らず、Tシャツなどのアパレル商品も制作可能です。Amazonの「Merch by Amazon」というサービスを利用すれば、デザインをアップロードするだけで、Tシャツやパーカーなどのアパレルアイテムが注文ごとにプリントされ、販売されます。著者やデザイナーは在庫を持たずに、販売された分だけ利益を得ることができる仕組みです。

このサービスは特に、作家やアーティストが自分のブランドや書籍に関連したTシャツを制作し、販売するのに便利です。Merch by Amazonでは、Tシャツ以外にもフーディーやスマホケースなど、さまざまなアイテムを作成・販売できるため、書籍以外の展開を考える著者にも人気があります。
なお、Tシャツ制作の際も、デザインのアップロード自体は無料で行えるため、コストを抑えて多様な商品展開が可能です。自費出版に加えて、Tシャツなどの関連グッズを販売することで、さらに幅広いファン層にアプローチできるのも大きな魅力と言えるでしょう。

まとめ

Amazonのプリントオンデマンド出版は、個人でも簡単に利用できるサービスで、初期費用がかからない点が大きな魅力です。在庫リスクがなく、世界中で販売できるメリットがありますが、印刷コストが高く、書店での流通が難しいなどのデメリットもあります。POD出版を成功させるには、価格設定やプロモーションを工夫することが重要です。自分のニーズに合った形でPOD出版を活用し、出版活動を成功させましょう。

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