「小説を書いてみたい」「自分の小説を多くの人に読んでほしい」など、小説家として生きることに憧れる人は多いと思います。小説家になるための選択肢はいくつか存在しますが、比較的一般的なのが公募などでの「小説応募」です。
今回は「小説応募」の詳しい方法についてご紹介します。
小説家の夢を抱く人は多い
冒頭でもお話した通り、小説家としての夢を抱く人は非常に多いです。憧れの小説家のような小説を書きたい、人を魅了する小説を書きたいなど、様々な夢を抱いているでしょう。そうした小説家としての夢を抱く人は近年非常に増えてきていて、小説を募集する公募も増えてきているようです。小説家を目指す人にとっては、非常に嬉しいポイントなのではないでしょうか。
小説の応募方法を詳しく解説
ここからは、小説の応募方法をご紹介します。小説の応募が初めてであると、複雑なルールを前にして応募を断念してしまうことも少なくありません。また、気づかないままルール違反を犯して審査してもらえない…といったケースもあるようです。そうした状況を回避するためにも、以下を参考にしてみましょう。
制限があれば「文字数」「ページ数」はしっかりチェック
まずは、応募予定の公募の情報をよくチェックします。特に「文字数」や「ページ数」などの「制限」についてはしっかりと把握しておきましょう。定められたルールを違反してしまうと、せっかくの作品を読んでもらえない…という可能性もあるので、注意しましょう。
手書きなのか、ワープロなのかどちらで作成するのかを確認する
原稿への執筆方法は「手書き」と「ワープロ」の2通りあります。原稿用紙にボールペン等を使って直接手書きで記入することをルールとしていることもありますし、ワープロでの入力を原則としていることもあります。
ただ、最近では手書きでの応募を受け付けていない公募が増えてきているため、基本的にはパソコンでの入力が主です。ただし、例外もあるので、よく応募内容を確認しましょう。
概要やあらすじはオチまでしっかり書く
小説の概要やあらすじなどを書く場合には、オチまでしっかりと書きましょう。例えば「この後の展開は一体…!?」「なんと、この人物は思いもよらぬあの人だったのです」など、読者を引き付けようとするあまりにオチを書かない人がいますが、審査する側としては、概要やあらすじで内容が把握できない分読みにくいので、減点されてしまうことがあります。
小説はどこに応募するのがおすすめ?
現在、小説を募集している企業や公募は増えてきています。そのため「どこに応募すれば良いのだろう…?」と悩んでしまうことも少なくありません。ここからはおすすめの応募先についてご紹介します。
新人賞
比較的ハードルが低いのが「新人賞」であり、自分と同じように、小説家としての実績がない人たちが応募するため、プロも応募する公募と比較すると、受賞しやすいといったメリットがあります。
執筆ジャンルに特化した大賞
執筆ジャンルに特化した大賞を狙うのもおすすめです。例えば推理小説を執筆したのであれば、推理小説に特化している「江戸川乱歩賞」が良いでしょう。ジャンルに特化している分、審査もより深くなりますし、ジャンルによっては募集人数が少なく受賞しやすいといったメリットもあります。
年齢制限のある大賞
「20歳以下のみ」「30歳以上」など、年齢制限がある大賞に応募するのもおすすめです。不特定多数の人の中では埋もれてしまうことが多いのですが、ある程度制限があると自分の作品が突出していたり、他にはないセンスを感じてもらえたりします。
プロ、アマ問わない未投稿作品専門の大賞
「本気で小説家として勝負したい!」と考えるのであれば、プロ・アマ問わない大賞や公募がおすすめです。
実際に小説家として活躍している人と同じ土俵で勝負することができます。もしもこうした大賞で受賞できれば、大きな話題になることは間違いないでしょう。