「写真集を出版したいけれど方法がわからない…」という方はいませんか?素敵な写真が撮影できたら、多くの人に見てほしいというのは当然です。しかし、その方法がわからないために、素晴らしい写真が人の目に触れずに保管されたままになっていてはもったいないことです。
そこで、ここでは「写真集を自費出版する方法」についてご紹介します。
写真集を自費出版するには?
写真集を自費出版する方法は意外と簡単です。自費出版に対応している業者に依頼し、必要な書類や写真のやりとりをするだけです。難しいことは一切ありませんし、業者にレイアウトや写真の加工、テキスト作成なども依頼できるので、初めての方でも安心です。
どのようなことを依頼したいのか、前もって考えておくと自費出版はスムーズに進むでしょう。
自作写真集の作り方を解説
写真集を自費出版するステップについて、具体的に見ていきましょう。
①テーマ選定
テーマの選定は、写真集にとって最も重要なポイントです。テーマを絞らずに自分の載せたい写真だけを掲載してしまうと、まとまりがなく「結局これは何を伝えたいの?」「興味のある写真が少ない」と、読者が混乱してしまいます。
なぜ自分が写真集を出したいのか、誰に何を伝えたいのかを明確にして、テーマを選定してみましょう。
②構成を考える
テーマが決まったら、構成を考えます。どのような順番でどの写真を入れていくのか、テキストは入れるのか、それとも写真のみの写真集にするのか、ページのカラーや世界観など、構成を綿密に練っていきます。
写真集が人気を呼ぶか否かはこうした構成にかかっているといっても過言ではありません。不安な方は、業者に相談してみると良いでしょう。
③業者に写真を送付
業者に写真を送ります。写真の加工、編集にも対応してもらえる場合があるので事前に確認しておきましょう。
写真集に掲載する写真をよく確認し、漏れのないように送付してください。
④業者側で印刷・校正・製本
業者側で印刷や校正、製本などを行います。特に依頼者が行うことはありませんが、業者によっては「校正の確認」や「印刷状態の確認」などの作業があります。業者からの連絡がない場合でも、相談すればこうした確認作業を行わせてもらえるので、「どのような写真集になるのか出版前に確認したい」という方は事前に相談してみましょう。
⑤出版
無事に印刷が完了したら出版されます。業者の独自のルートで書店に置いてもらえることもありますが、基本的には自分で販売することが一般的です。主に、ブログやSNSで宣伝したり、知人に口コミで広めてもらったりして販売します。
ネット上での販売サービスもある
自費出版で大変なのは「売り込み」などの販促活動です。しかし、インターネットが普及してきた現在、ネット上での販売サービスも存在します。
フリマサイト
若い世代を中心に利用されているフリマアプリやフリマサイト。こうしたサービス上で自費出版の写真集を販売することも可能です。商品の説明文には、どのような写真が掲載されているのか、何がテーマなのかなどを記載し、興味を持ってもらえるように工夫しましょう。
Amazon
大手通販サイトであるAmazonでも自費出版の写真集を出版することが可能です。ただし、自分でコードを取得したり、写真集を送る作業などがあるため手間がかかることを頭に入れておきましょう。
業者の出版サービスを利用する
自費出版の書籍を取り扱うサービスは現在増えてきています。サービス上で写真集を販売することができますし、事前に写真集を送っておけば注文が入り次第発送してくれるため、自分の負担が少なくなるという魅力があります。
写真集を自費出版するのは意外にも難しくありません。出版後も、最近はインターネットで営業や宣伝ができますし、自費出版関連のサービスが増えてきているので、取り組みやすいでしょう。