本を出したいと考えている人の中には、大阪や関西に住んでいて、どこの出版社に依頼したら良いか悩んでいる人もいるのではないでしょうか。自費出版は費用の負担がありますが、確実に世の中に本を出せることが大きなメリットです。
そこで、今回は大阪でおすすめな自費出版会社を3つ厳選して紹介します。大阪や関西に住んでいて自費出版を考えている人は、ぜひ参考にしてください。
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大阪のおすすめ自費出版会社3選
さっそく大阪で自社出版できる出版社の中から、おすすめ3選を紹介します。今回は数ある出版社の中から、大阪で自費出版がしたいと思っている人におすすめな出版社を選んでみました。結論からいうと、以下の3社がおすすめです。
出版社名 | おすすな人の特徴 | 強み |
---|---|---|
コミニケ出版 | 小説、絵本以外にもマイナージャンルで出版したい人 | 幅広いジャンルの自費出版に対応できる |
せせらぎ出版 | 初めての出版で手厚いサポートを受けたい人 | 初めて出版する人に向けてのサポートが充実 |
新風書房 | 自分史を出版したい人 | 自分史やエッセイの実績が豊富 |
コミニケ出版:幅広いジャンルでの自費出版ができる
会社名 | 株式会社コミニケ出版 |
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資本金 | 1000万円 |
設立 | 昭和59年3月8日 |
所在地 | 〒530-0043 大阪市北区天満4丁目1番2号 コミニケ出版ビル 5階 |
コミニケ出版は、幅広いジャンルで自費出版できる出版社です。約40年と長い歴史がある出版社で実績も多く、編集者の質も高いのが特徴です。
自費出版ができるジャンルは、文字中心の本(小説、句集、エッセイ、自分史、企業出版)や絵や写真中心の本(絵本、写真集、作品集、詩集、漫画など)まで幅広く取り扱っています。そのため少しマイナージャンルでも出版しやすいので、自分のジャンルで出版できるか迷っている人におすすめです。
自費出版のほかにも電子書籍やPOD出版(オンラインで必要部数だけを売る方法)、企画出版や共同出版も可能なので、自分の希望・本のクオリティに応じてさまざまな出版方法が用意されています。
また、書店に並べることは確約できませんが自費出版でも書店配本自体は可能なので、自分の作った本が店頭に並ぶ可能性もあります。ほかにもオプション費用はかかるものの、新聞や書店、講談社刊の雑誌などに広告宣伝することも可能です。冊数は1部から可能なので、費用も抑えて出版が実現できるでしょう。
せせらぎ出版:初めての出版で手厚いサポートを受けられる
会社名 | 株式会社せせらぎ出版 |
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資本金 | 400万円 |
設立 | 昭和61年創業 |
所在地 | 〒530-0043 大阪市北区天満1-6-8 六甲天満ビル10階 |
せせらぎ出版は、北区天満にある初めての出版をしたい人向けの出版社です。せせらぎ出版では「大手出版社は出せない本を世に出す」ことをモットーに、有名な著者の本よりも初めて本を出そうとしている人に対してのフォローが手厚いのが最大の特徴です。
「本を出したい」と思っていても、原稿制作がこれからという人に対しても企画段階からフォローをしてくれるので、出版初心者でも安心して進められるでしょう。また、Wordやパワーポイントの原稿を本にしたいという人にもおすすめな出版社です。データを活用して本を作るには技術的に難しい出版社が多いですが、せせらぎ出版ではノウハウを蓄積しているので高クオリティの学術書を作ることができるでしょう。
自費出版以外でも共同出版、企画出版、POD出版、電子書籍を取り扱っています。電子書籍での出版の場合、紙の本に比べて30%費用を抑えて出版できるので、紙の本にこだわりがない人にはおすすめの方法です。
共同出版、企画出版は出版に関わる費用を出版社が負担(もしくは一部負担)してくれる方法ですが、あくまで本のクオリティが高い場合に限定しています。なお、書店販売は共同出版、企画出版のみ、自費出版の場合は書店での販売はできないので、自費出版でも「書店販売の夢を捨てたくない人」には不向きと言えるでしょう。
新風書房:自分史の本を出版したい人におすすめ
会社名 | 株式会社新風書房 |
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資本金 | 1000万円 |
設立 | 平成3年5月 |
所在地 | 〒543-0021 大阪市天王寺区東高津町5番17号 |
新風書房は、自分史やエッセイなど自分の経験や思考を表現するジャンルに強い出版社です。新風書房では、相談や編集からのトータルサポートはもちろん、制作や印刷(製本)だけ希望する場合など、用途に応じてのサポートを受けることができます。
出版初心者なら原稿企画から相談すると心強いですが、費用がかかります。反対に制作や印刷のみであれば費用を大幅に節約できますが、クオリティは自分次第です。予算や自分のスタイルによって選べるのは魅力と言えるでしょう。
一方で、新風書房は自費出版以外のコースでは共同出版や企画出版しか扱っていないので、電子書籍の出版はできません。そのため電子書籍にすることでより多くの人に読んでほしいと思っている人は、他の出版社を選んだほうが良いでしょう。また、新風書房では、自分史は手書き、ワープロなどさまざまなタイプに対応しているので、「どうしても手書きで本を出版したい」場合は一度相談してみてはいかがでしょうか。
出版社を選ぶ場合のチェックポイント
先にお伝えすると、大阪で自費出版できる出版社を選ぶポイントですが、大阪だからこそのポイントはありません。なぜかというと、最近の出版では対面せずに製本するまで行う出版社が多く、基本的にはどの地域に住んでいても希望する出版社での自費出版が可能だからです。
しかし自費出版できる出版社の中には、自分に合わない出版社のほうが多いのが事実。そこで、自分に合う出版社を選ぶ場合に確認しておきたいポイントについて確認しておきましょう。
出版社のホームページを隅々まで見ておく
出版社選びに迷ったときは、まず出版社のホームページを隅々までチェックしましょう。最低限チェックしておきたいのは、以下の内容です。
- 自費出版をした実績
- 会社の設立年度
- 得意な本のジャンル
- 販売方法
- 書店配本のマーケティング力
最近では、自費出版をした本の実績を公開している出版社も多いので、実際に出版したときのイメージもつきやすくなります。ほかにも、出版社によっては得意な本のジャンルが決まっていることも。自分の出したい本のジャンルが対応しているのか、販売実績があるのかも確認しておくと安心です。また、電子書籍でも本を出版したいと考えている人や、書店流通も希望している人はあらかじめ可能かどうか見ておきましょう。
予算で収まるか見積書をもらう
自費出版では費用をすべて自己負担しなければならないので、自分の希望とする出版が予算内に収まるかどうかも重要なポイントです。また、当初は予算内でもこだわる部分が多いと後々追加オプションで費用が膨れてしまうことも少なくありません。このようなことにならないためには、契約時に「標準料金に含まれるサポート内容」がどこまでか、自分が譲れない出版のこだわりを伝えておくとトラブルになりにくいです。
可能であれば、何パターンかの見積りを出してもらっておくか、複数社から見積りを出してもらうことで比較検討すると失敗しにくいのでおすすめです。
大阪でおすすめな自費出版会社はジャンルや要望によって選ぼう
今回は、大阪でおすすめな自費出版会社について紹介しました。最後に情報をまとめるので参考にしてください。
- コミニケ出版:幅広いジャンルに対応しており書店配本も可能
- せせらぎ出版:初めての出版で手厚いサポートを受けられる
- 新風書房:自分史の出版におすすめ
自費出版で満足いく出版ができるかは、自分に合う出版社を選べるかどうかにかかっています。今回紹介したチェックポイントをもとに、出版の夢を叶えてみてはいかがでしょうか。