本の書き方

未来に向けての自分史の活用方法とは

未来に向けての自分史の活用方法とは?

あなたは自分の人生に満足していますか?それとも納得がいかず、不満に感じていますか?現状がどちらであっても、今後の人生を前向きに捉えていきたいところ。

また、これまでの生き方を踏まえて今後どうするのかを考えるためには、「未来に向けての自分史の活用」がおすすめです。その活用方法について詳しくみていきましょう。

毎日の楽しみに、そして生きがいに

自分史を書くことができれば、生きる目的を見出せます。そもそも自分史というのは、今までの出来事や思い出を客観的に把握することです。そこから人生を充実させるために必要なことに気づき、家族や友人、お世話になった方々と連絡をとる機会が生まれます。いつしか楽しみながら書くようになり、自分が積極的に動けて生き生きと過ごせるきっかけとなるでしょう。

とはいえ、数十年分の出来事を一度に振り返ってしまうと、逆効果となってしまいます。毎日少しずつ、肩の力を抜いて取り組むことが大切です。

自分史を書くときのコツ

継続して地道に書き進める以外にも、自分史を書くときのポイントがあります。過去を振り返りながら未来を見据える際に覚えておきたい3つのコツをみていきましょう。

自分史に「未来」は書いても良い?

基本的に自由な書き方をしても良い自分史ですが、原則として未来への願望は書かないようにしましょう。実際にあったこと以外を記してしまうと、日記と変わらないものになってしまいます。「明るい未来になってほしい」という思いから、人によっては自分を大きく見せたいがために理想ばかりがふくらむ恐れがあります。

思い描いていたのとは違うのも人生。現時点で確定してる事実だけを書いて、そこから得られた教訓、成し遂げられたことを分析してみましょう。

自分のためだけに書く

自分史とは、誰かに見せるためのものではありません。あくまでも「自分のため」であり、書いたり読んだりするのは自分自身です。誰にも見せないということは、世間体を気にせず思う存分自己表現ができる場でもあります。未来に向けて自分史を活用するのであれば、自由に楽しく、自分のためだけに書きましょう。

「自分が大切にしている価値観」を明らかにする

あなたは、生きるうえで何を大切にしていますか?どんな欲求が満たされると幸せを感じられるのか、自分史を通じて明確にすることが大切です。

今の自分が持っている価値観は、過去の経験を通じて形成されています。そのことを自覚しながら、今後どんな生き方をしていきたいのかを決めてみましょう。また、なぜそうなりたいのかを考えてみると、未来に向けての自己イメージがより良いものになります。夢や理想を描きながら書き記すのではなく、自分の価値観を意識しながら分析してみてください。

より良い未来の自分史を書くための注意点

未来の自分史を書くときの心構えやコツを把握していても、実際に書き始めるとうまく続かないときがあります。ここでは大きく2つに分けて注意点をみていきます。

現状に満足していなくてもかまわない

楽しい思い出や成功体験を分析するのは、書いていてとても楽しいと思えるでしょう。しかし、何かに挫折してしまったとき、うまくいかなくて落ち込んでいた時期を思い返すと、精神的に大きな負担を感じてしまいます。さらにそこから客観的に見据えるとなると、時にはとてもつらい作業になる恐れがあります。

ただ、そんな自分も受け入れるようになれれば、今よりももっと人生を前向きに捉えられるはずです。現状に満足していない方は、もしかすると過去の嫌な出来事に目をそむけているだけなのかもしれません。ちょっとした合間に、少しずつ未来に向けての自分史づくりを行ってみてください。「続けているうちに何かヒントとなるものが見つかればいいな」という気楽な姿勢で取り組みましょう。

思考はなかなか変わらないけれど、劇的に変わる瞬間が訪れる

「人生をもっと前向きに捉えましょう」と言われても、これまでの思考を簡単に変えるのはむずかしいもの。そして悲観的に物事を考えてしまうと、自分史を書き進めるのが困難になってしまいます。とはいえ、最初から現状の自分を変えられないと判断し、自分史作成を断念するのは非常にもったいないことです。

思考はすぐには変えられませんが、劇的に変わる瞬間はおのずとやってきます。そのときに気づいたことを書き記してみると、これからの未来が大きく変わってきます。一生を通じて自分と向き合い、プラスのイメージを積み重ねていけば幸せな人生にたどり着くでしょう。



自分史とは、未来を変えるための大切なツールの一つです。これからの自分を客観的に評価するために、ぜひ取り入れていきましょう。自分史は夢や理想を書きつづる日記ではありません。過去を振り返りながら己の個性を受け入れつつ、できることを見出していくことが大切です。

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