本の書き方

軸がブレない!自分史の項目5つと、その考え方

軸がブレない!自分史の項目5つと、その考え方

これから自分史を書き始めようと思ったとき、どんなことに気をつけていますか?何となく項目を決めて、それに当てはめながら進めようとしていませんか?考えもなしに書いていくと、せっかくの自分史なのにパッとしないものになってしまいます。

こちらでは軸がブレない自分史の項目の決め方と、その考え方についてみていきましょう。

項目を決める前に、過去を振り返ろう

自分の人生、もしくは自分史の在り方について、考え方は人それぞれ。ただ何となく項目を設定することから始めようとせずに、過去を思い出してから決めるようにしましょう。

今のあなたは、過去のあなたによって作られています。逆にいえば、これまでの人生から自己分析をすることで、今の自分を客観的に理解することができます。全ての結果には原因があり、過去の自分という原因を見つめてみると、必要な項目が何なのかわかってくるでしょう。

自分史の項目5つ

とはいえ一体どんな項目があるのかを把握しておかないと、どんな過去を振り返ってよいのか迷ってしまいます。
以下では、自分史を作る際に主要となる5つの項目を参考までにご紹介します。

その1:基本情報

  • 生年月日
  • 名前の由来
  • 出身地

など

その2:家族について

  • 家族構成
  • 両親の仕事や性格
  • 家族の思い出
  • 家庭内の決まりごと

など

その3:幼稚園、保育園、学校のこと

  • クラスの様子
  • 交友関係
  • 先生の印象
  • 好きな科目、嫌いな科目
  • 気持ちの変化

など

その4:仕事や恋愛、趣味など

  • 良い刺激と悪い刺激
  • 自分の向き不向き
  • こだわり、ゆずれない思い

など

その5:人生観、考え方

  • 人生哲学
  • 生き方の価値観
  • 自分にとっての○○とは

など

項目ごとの考え方

さらにここでは、項目ごとにどういった点に気をつければよいのかをみていきます。

その1:基本情報

歴史的瞬間である「誕生日」は、自分にとって当たり前のことでもきちんと自分史に記しておきたいところ。「どんな日だったのか?どんな様子で生まれてきたのか?」といった情報まで両親から聞いてみてください。

また名前の由来や生まれ育った場所も入れてみると、より自分らしさが出ます。

その2:家族について

両親の出会いや、それぞれの学生時代の思い出を聞いたことはありますか?家族のことであまり聞かない話を、ぜひこの機会に深掘りしてみましょう。

少し照れくさいかもしれませんが、自分史に書いてみたくなる情報がたくさん出てきます。もしかしたら母の得意料理は、意外なことがきっかけだったのかもしれません。

その3:幼稚園、保育園、学校のこと

過去のことを振り返ると、学生時代のことを思い出す人が多いのではないでしょうか?幼稚園や保育園でよくやっていた遊びは何でしたか?学校ではどんなタイプの友人がいて、何の部活や委員会に所属していたのか、ぜひ書き出してみましょう。

書き出していると、同級生と久しぶりに連絡が取りたくなるかもしれません。実際に会って昔話に花を咲かせて、帰ってきてからゆっくりと項目を選んでみてください。たくさんの情報の中から、何か良いアイデアがひらめくでしょう。

その4:仕事や恋愛、趣味など

成人を迎えてからも、ライフスタイルにさまざまな変化が起きます。特に子どもの頃と大人になってからを比べると、考え方や付き合い方などが大きく変わってしまうケースが目立ちます。昔は熱中していた趣味を思い出して、「あの頃は若かったな」と感じるか、「またやってみたいな」と思うのか、これも人それぞれです。

仕事や恋愛に関しても、今と昔を比べてみると気づきが生まれるはずです。

その5:人生観、考え方

世の中には数々の自己啓発本やセミナーがありますが、自分のことをよく知っているのは自分自身です。出会いや経験から、自分の人生観や考え方が変わっていったのかを書き出してみてください。最も自分らしさが出る部分であり、今後の生き方の刺激となる要素をたくさん詰めていきたい項目です。



自分史を書くときに重要な、項目選び。誕生日や家族構成といった当たり前の情報を、意外と見過ごしてしまいがちです。
また、学生時代にスポットを当てていくのか、社会人になってからの自分を強調していくのかで、自分史の構成が大きく変わります。何となく項目を決めるのではなく、過去を振り返ってから選ぶようにするといいかもしれません。

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