自費出版(自主出版)

闘病記を出版する。流れや構成・作成について

闘病記を出版する。流れや構成・作成について

自分の闘病生活を赤裸々に記し、出版をしたいと考える人が増えています。同じ病に悩む人を勇気づけたい、自分の生活状況を多くの人に知ってほしい、病気について正しいことを話したいなど目的は様々ですが、闘病の様子を出版することに前向きな人が増えました。

そこで、現在闘病記の出版を検討している人のために、闘病記を出版する流れや作成方法についてご紹介します。

自身の闘病記を出版するまでの流れ

闘病記の出版はどのように進めれば良いのでしょうか。

まずは日記などに記録を残す

まずは、自身の闘病の様子を日記などに記し、記録として残す必要があります。どのような症状に悩まされたのか、どのように病気が進行したのかなど、闘病記のメインでもある病気についての情報をしっかり記録しておきましょう。

骨子作成~原稿執筆

作成した記録を元に、骨子を作成し原稿執筆に入ります。
記載する内容は骨子である程度まとめておき、完成をイメージすると原稿執筆がスムーズになります。また、書きたいことを全て書き出していくと、膨大な量になってしまう可能性もあるので、記載する項目を慎重に抽出して、骨子や原稿に加えましょう。

業者へ依頼

原稿が整ったら、業者に依頼します。校正、装丁、印刷などが済んだら無事に出版されます。
業者によっては、表紙のデザインやレイアウトも対応してもらえるので、相談してみると良いでしょう。

闘病記を作成するポイントとコツ

闘病記を作成する際の、ポイントやコツにはどのようなものがあるのでしょうか。

体調の変化、時期などについて細かくメモしておく

体調の変化や、時期などは細かくメモしておくと良いでしょう。いつ頃症状を認識したのか、症状を認識してどれくらいで病院に行ったのか、その後の状態、入院生活についてなどは闘病記のメインの内容でもあります。
読者も気になる部分なので、しっかりと記しておきましょう。

具体的な手術内容や治療内容を記録

闘病生活の間には、様々な手術や治療が施されます。そうした内容や、辛かったこと、例えるならどのような辛さだったのかなどを記録しましょう。闘病生活の経験がない人にとって、闘病生活の辛さはなかなかイメージできません。具体的に書いたり、例えを用いたりして表現すると良いでしょう。

現在のことについても記す

過去のことばかりではなく、現在のことについても書き記すことが大切です。現在は完治しているのか、それとも現在も闘病生活中なのかの記載がないと、読者は「今はどうしてるの?」と疑問を抱えてしまうことになります。意外と忘れやすいポイントでもあるので注意してください。

ブログを活用した闘病記の書き方

最近はブログを活用して闘病記を書いている方も多いようです。ブログならではの魅力はどういったことがあるのでしょうか。

日々の出来事をタイムリーに

日記は、その日1日に起きたことを思い出し、寝る前などにまとめて書くことが一般的ではないでしょうか。何か印象に残る出来事があって、「このことを日記に書こう!」と思っていても、いざ日記を書くタイミングになると忘れてしまっているということもあります。その点ブログはスマートフォンなどを活用して、何か印象的な出来事が起こったその瞬間の新鮮な気持ちをアップすることができます。また、すぐに文字に起こせなくても、写真を残しておくことで後からゆっくり思い出し、文字に起こすこともできます。

家族や友人の反応について

病気であることを告白した際の、家族や友人の反応についても書いてみると良いでしょう。お見舞いに来てくれた人について書いたり、どのような言葉をかけられたのかなども書いてみると、後で見返した際の記録にもなります。

このように、ブログでは闘病に関するタイムリーな記録を残すことができます。そのため、ブログを元に書籍用の原稿を起こしていくパターンも最近増えています。



辛かった闘病生活を「闘病記」として出版して、人の役に立てたいという人は決して少なくありません。もし出版を検討しているのであれば、闘病記を取り扱う出版社に問い合わせてみると良いでしょう。

自費出版で失敗したくないなぁ・・・

自費出版は出版社の選定で結果が大きく左右されます。自費出版を扱っている企業が多々ありますが、実績の多い出版社に依頼する方が、間違いのない自費出版になることでしょう。

幻冬舎ルネッサンスは、これまで4,000タイトル以上の自費出版の刊行実績があります。
「大手出版社の編集者と一緒に、最高の自費出版を実現したい!」という思いをお持ちの方は、幻冬舎ルネッサンスを第一候補に、まずは一度資料請求してみてはいかがでしょうか。

幻冬舎ルネッサンス自費出版バナー