自費出版(自主出版)

自費出版におけるオンデマンド印刷とは

自費出版におけるオンデマンド印刷とは

自費出版を検討している方であれば、オンデマンド印刷やオフセット印刷といった方法があることはすでにご存じではないでしょうか。ここではオンデマンド印刷とオフセット印刷との違い、オンデマンド印刷におけるメリットやデメリットなどについてご紹介します。

オンデマンド印刷とは

そもそもオンデマンド印刷とはいったいどのような印刷方法なのでしょうか?オンデマンド印刷とはクライアントからの要求があったときにサービスを提供するシステムで、デジタルデータを直接出力するため小ロットかつ低コストで出版できるという特徴があります。

オフセット印刷との違い

オフセット印刷とは一般的な出版における印刷方法のことです。多くの商業出版においてはこのオフセット印刷が採用されており、大量印刷に適していることがもっとも大きな特徴といえるでしょう。

オンデマンド印刷の流れ

オンデマンド印刷で自費出版するときの流れですが、まずはデータを入稿します。その後、クライアント本人と印刷会社で校正やチェックを行い、校正出力の確認も行います。ここまで終わればあとはオンデマンド印刷に入り、製本から検品、納品という流れになります。

なお、オフセット印刷だと上記以外に複数のプロセスがプラスされることになり、結果的に納期も長くなってしまいます。

自費出版におけるオンデマンド印刷

オンデマンド印刷を用いて自費出版することで得られるメリットとデメリットについご紹介します。メリットもあればデメリットもありますからきちんと覚えておきましょう。

自費出版におけるオンデマンド印刷のメリット

①低コストで出版できる
これがもっとも大きなメリットといえるでしょう。オフセット印刷では最初に原版を作り、それを元に大量印刷する手法をとっています。そのため、オフセット印刷だと少なくとも1000部ほどは印刷しなくてはならなくなるので、必然的にコストは高くなってしまうのです。

オンデマンド印刷では原版を使用しませんし、直接デジタルデータから印刷を行うため少部数の印刷物を発行できます。原版の作成が不要で、尚且つ少部数で印刷できるため、トータルでのコストを大幅に軽減できるのです。

②少部数で印刷できる
前述したように、オンデマンド印刷では少部数で印刷が可能です。
オフセット印刷ではシステム上難しいのですが、オンデマンド印刷だと10部からでも印刷できるというメリットがあります。

自費出版の場合だと少部数で十分というケースが多い傾向にありますから、オンデマンド印刷はまさにうってつけの方法といえるのではないでしょうか。

③納期が短縮できる
オフセット印刷だと基本的に大量印刷となりますし、原版の作成なども必要となるためどうしても納期がかかりがちです。オンデマンド印刷では原版を作るようなプロセスはありませんし、デジタルデータから直接印刷するというシステム上短納期が実現できるのです。これも大きなメリットといえるでしょう。

自費出版におけるオンデマンド印刷のデメリット

・大量印刷には向かない
大量に出版したいというケースにおいて、オンデマンド印刷を選択すると通常のオフセット印刷より時間がかかる上にコストも割高になってしまいます。

・品質の問題
オフセット印刷と比較すると品質はやや劣る傾向にあります。グラデーション印刷が苦手だったり、印刷にムラができたりすることもありますから、オフセット印刷より品質が下がってしまうことは覚えておきましょう。

自費出版におけるオンデマンド印刷にはメリットもデメリットもあります。ただ、近年ではオンデマンド印刷における印刷品質もかなり向上していますし、品質の差はほとんどなくなっているともいわれています。低コストで少部数印刷も可能なオンデマンド印刷なら夢だった自費出版も可能となるでしょう。

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